補助金とは(その1)

国や都道府県が多くの補助金の公募をしています。その中で申請件数の多い、ものづくり補助金や事業再構築補助金の申請において、留意することをまとめました。

1.事業計画書の審査があります

コロナ禍で給付を受けた給付金の審査は、申請資格があるか、申請書類に不備がないかなど、資格審査でした。一方、補助金は資格審査に加え、事業計画書の審査があります。

なお、審査は書類審査になります。対面での審査ではないので、記載内容を口頭で補足・説明することができないことに注意が必要です。

2.審査は3回あります

ものづくり補助金や事業再構築補助金の審査は3回あります。

  1. 申請と採択:主に、事業計画書が審査されます。
  2. 交付申請と交付決定:主に、補助対象経費が審査されます。補助対象か?いくらもらえるか?
  3. 事業実施・完了報告:事業は完了したか?見積書や支払証明など証憑書類や、現物の写真などは揃っているか?

3.事業計画書を作成する前に

最初は事業計画書が審査されます。まずは、次の点に留意して事業計画書を作成します。

  1. 事業の3から5年後のありたい姿を考えます。
  2. 現状とありたい姿を比較し、ありたい姿を達成するために必要なことを考えます。
  3. 達成するために必要なことを取得するために、使える補助金を考えます。
  4. 補助金の公募要領をよく読みます。

事業をする上で、欲しいもの(機械装置やシステムなど)があると思います。ただ、補助金申請は事業計画書に基づいた必要なものを、揃えることに補助金を出しますので、まずはありたい姿を考えて下さい。また、同じ補助金でも、公募回によって必要な要件や補助金額・補助率が変更になることがあります。公募要領を熟読することが必要です。

4.補助金の受け取りに関する注意点

補助金が支払われるのは、事業完了報告が承認された後です。申請から1年以上後になることがありますので、それまでの資金繰りを考える必要があります。また、交付決定前に発注・契約した経費や、現金で支払った経費は補助対象外になりますので注意が必要です。(例外はあります)

補助金によって補助対象外経費は異なります。また、要件も変更になることがあります。詳しくは、公募要領をお読み頂くか、お問い合わせしてください。